M1 MacBook Air (macOS BigSur 11.4)に乗り換えた
tl;dr
仕事で使ってるラップトップをThinkPad X13 YogaからM1 MacBook Airに切り替えた. 困ったのは以下.
- Alt-Tabの動作
- ウィンドウのキーボード操作
- 日本語入力
- プリンタドライバ
それぞれ以下の手段で解決した.
Alt-Tabの動作
WindowsだとAlt-Tabでウィンドウを切り替えてくれる. しかし,macOSではCmd-Tabだとアプリ単位で切り替えが起こる. つまり,同じアプリで複数ウィンドウを開いていると,キーボードだけでは切り替えが困難だということだ. 一応,Cmd-Tabで複数アプリが表示されている状態でカーソルキーを操作すると,同じアプリの別ウィンドウに切り替えられるようだけど,そこまでやるならトラックパッドで操作するかなという程度のダルさ.
そこで,AltTabを入れた. AltTabを導入すると,Opt-TabでWindowsのAlt-Tab相当の挙動が再現できる. 作者様天才.
ウィンドウのキーボード操作
WindowsだとWin+カーソルキーで上下左右に4分割,左右に2分割,最大化,最小化の操作が可能だ. macOSだと最大化とかはありそうだけど,上下左右4分割と左右に2分割が簡単ではなさそうだった.
そこで,Rectangleを入れた. Rectangleを導入すると,様々なキーの組み合わせでウィンドウ操作が可能になる. RectangleはOS標準じゃない分,キー割り当てをかなり自由にカスタマイズできるので,寧ろWindowsより便利になった. 私は,Ctrl-Cmd-カーソルとCtrl-Cmd-u/i/j/kで左右2分割と上下左右4分割のウィンドウ移動を割り当てた.
日本語入力
macOSの日本語入力は自然な入力体験を目指して今の形になっていると聞いたことがある. macOS 11以前の割と最近のリリースで,日本語入力がかなり変わった記憶がある. たしかに入力体験としては,人間が頑張って文節を考えながら入力するよりも良い.
しかし,macOSの日本語入力は控え目に言っても最悪だ. 直感的でない変換のインタフェース,変換精度の低さ,変換の遅さなど,どれをとっても一級品の駄目さだ. 少なくとも私には使いこなせそうにない.特に,専門用語については文節も無茶苦茶である. 変換し直そうとすると,謎のUIによって,さらに異なる文節で再変換が始まったりする.最悪である.
そこで,AquaSKKを導入した. もともと,WindowsでもSKKFEPを愛用しており,その異常なWebページに違わぬ異常な使い易さと高機能さが気に入っていた. しかし,SKKFEPはmacOSでは使えないようなので,代替としてAquaSKKを導入した. まだ使い熟せていないが,かなり良い感じだ.好き.
プリンタドライバ
これは日本語を読めない自分が悪いのだが,プリンタドライバを入れてもMacBook Airから印刷ができなくて困った. 会計処理で印刷しようとして初めて使えないことに気付いたのでかなり焦った.
ちゃんとドライバのページを読むと,macOS 10.15以降でプリンタードライバーを使用可能にする更新用モジールであるプリンタードライバーアップデーター がリリースされていた. これを導入することで支障なくプリンタを使えるようになった.やはりプリンタはOKIが良い.
その他
M1にしても特に困ってない.強いて言えば,一時的に使っていたIntel MacBook Pro から移行アシスタントで移行したら Intelアーキテクチャ用のhomebrewも移行されてしまったことくらいか.しょうがないので,警告が出るたびにM1用のhomebrewからちまちま入れ直している.
M1の良さは今のところ実感していないが,動画を収録してもファンが回らないし熱くならないのは快適だ.